音楽日誌-ヴァイオリンについて先生に最近教わったこと-
鈴木の○○巻って何巻まであるの??
ヴァイオリン弾きの間では「鈴木の5巻までやったぞ〜」「ついに鈴木の6巻に到達、がんばるぞ」みたいな感じで「鈴木の○○巻」というのは個々のレベルや学習進捗度を知る上での目安になる(かも)ということで、割と頻出表現なのです(多分。個人的によく聞くので・・・)が、一体何巻まであるんや・・・というのが気になっていた。
- 先生からの回答のメモ:10巻。9巻、10巻は1曲だけしか入ってないから、鈴木である必要が薄れて、8巻まで行ったら普通に曲を選んで練習ということが多いかな。とのこと。
鈴木の○○巻にどんな曲が入っているか??
自己調査メモ (今後追記予定)
- 1巻:モーツァルト『きらきら星』/鈴木慎一『無窮動』
- 2巻:シューマン『2人の擲弾兵』
- 3巻:ドヴォルザーク『ユーモレスク』
- 4巻:ヴィヴァルディ・ヴァイオリンコンチェルトRV356/JSバッハ・ドッペルコンチェルト2ndVn/ザイツ2番/ザイツ5番
- 5巻:JSバッハ・ドッペルコンチェルト1stVn
- 6巻:コレッリ『ラ・フォリア』
- 7巻:JSバッハ・コンチェルト1番/コレッリ『クーラント』/モーツァルト『メヌエット』
- 8巻:エックレス ソナタ
- 9巻:モーツァルト コンチェルト
- 10巻:モーツァルト コンチェルト
スズキ・メソッドって鈴木の本を使う練習法のこと??
これも気になっていた。鈴木の○○巻をやってる=スズキ・メソッドなのかどうなのかモヤモヤ・・・
- 先生からの回答のメモ:スズキ・メソッド=鈴木先生の作った本についてくるCDを聴く→楽譜は見なくてもOKでとりあえず聴いた音をヴァイオリンで弾いてみよう という教え方が、いわゆる『スズキ・メソッド』と認識されているものでスズキ・メソッドを採用しなくても鈴木先生のレッスン本を活用してレッスンをすることは特に『スズキ・メソッド』とは言わないけども、『スズキ・メソッド』を考えた鈴木先生の本を多くの先生のレッスンで使っていることで混同されやすい。(ちなみスズキ・メソッドでレッスンをある程度受けて習熟した生徒さんは楽譜がほぼ読めないのに、難しい曲が弾けるという状態になったりして、楽譜を読めるように矯正するのが大変なんだというお話もいただく。純粋なスズキ・メソッドあがりで楽譜が読めないと、オケの演奏で例えばセカンドヴァイオリンを弾くのは厳しいので矯正が必要になることが多いとのこと。)
この音はどのポジションで弾くの?
前々から気になっていたんですよね。ファースト・ポジションで弾ける音をyoutubeでプロの演奏みると、サードポジションで弾いてたり・・・これってどういう基準で弾く場所決めているのだろうかと。