Linuxの基本的仕組みまとめ(自分用メモなので正確性曖昧)
ふつうのLinuxプログラミング 第2版 Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道
- 作者: 青木峰郎
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/09/22
- メディア: 単行本
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Linuxの本体〜システムコールとは
プロセス=OS内部で動作中のプログラムのこと "$ps -ef"で全プロセスを総覧できる
PID=プロセスIDのこと。プロセスごとに区別するために使うID。
ライブラリ関数 = カーネルをつかわずにプロセスがつかえる関数(例:printf()...)。(システムコールとの境界は実は曖昧)一番メジャーなのが"標準Cライブラリ"(通称"libc" /libディレクトリに配置されていて、"libc.so.6"や"libc-2.23.so"のようなファイルが実体)
システムコールとライブラリの見分け方(Unix編) マニュアルの2章にあればシステムコール。例: READ(2) マニュアルの3章にあればライブラリ関数。例: PRINTF(3)
Linuxの重要3要素=ファイルシステム・プロセス・ストリーム
ファイルシステム=Linuxは全部ファイルでできている。ディレクトリやシンボリックリンクも実体はファイルである。(こういうファイルで管理されているシステムのため、ファイルシステムと呼ぶ)
ストリーム=プロセスが利用できるデータをいじる手続きの選択肢のこと(多分)プロセスからのシステムコールなどによりカーネルにより実現される。例:標準入力、標準出力、標準エラー出力(この3つはあらゆるプロセスに備わっている)