開発日誌::HoloLensアプリ開発にチャレンジvol3. UIの配備
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HoloLensいじりが今週また復活させられたので、ちょこちょこ忘れては困るノウハウを書いておきます。
UIはUnityで3Dゲームを作る要領とはけっこう違ったので忘れると大変だと思いメモ。
環境情報
- Unity 2017.2.1f1
- HoloToolkit-Unity-2017.2.1.1.unitypackage
参考になった記事
おおまかな手順
1:Canvasをヒエラルキーに投入
2:CanvasのRendermodeを"WorldSpace"に設定、CameraはRayCastCameraを使うように設定
3:RayCastCameraの"Field of View"をHoloLensCameraとほぼ同期する位置になるように調整
4:Canvas全体の配置、HoloLens向けに大きさを調整
5:InputManager/EventSystemにHoloLensInputModuleを追加
6:Canvas/HomeScreenにTagaLongを設置
手順1:Canvasをヒエラルキーに投入
これはいつものようにヒエラルキードラッグアンドドロップするだけです。
手順2:CanvasのRendermodeを"WorldSpace"に設定、CameraはRayCastCameraを使うように設定
CanvasのRendermodeを"WorldSpace"に設定、CameraはRayCastCameraを使うように設定 ウインドウがなにかでてくるけどもOKで(よかった気が。RayCastCamera使おうみたいなアラートっぽいメッセージだったと思う。(たぶん下記参考記事と同じアラートだったと思います))で、CameraはRayCastCameraを使うように設定
参考記事によると、ざっくりとした理解は、UIの当たり判定機能付きカメラという感じですかね。 torikasyu.com
手順3:RayCastCameraの"Field of View"をHoloLensCameraとほぼ同期する位置になるように調整
RayCastCameraの Field of View を調整 この値はHoloLensCameraと同じ視野になるように調整しているのだと思われます。
手順4:Canvas全体の配置、HoloLens向けに大きさを調整
通常のUnity3DゲームよりUIは小さめになることが多そうな印象です。初期の配置位置は、(x,y,z)=(0,0,1)~(0,0,2)あたりですかね、HoloLensCameraのちょっと前という感じです。
ボタンもスケール調整 (これも小さめに調整することが多そう)
手順5:InputManager/EventSystemにHoloLensInputModuleを追加
HoloLensInputModuleを追加します。 特に数値は初期値からいじってない(はず)
手順6:Canvas/HomeScreenにTagaLongを設置
TagaLongを設置、数値調整の必要がありました。下記のようにしました。
手順7:機能しました
追従型のUIが出力され、ボタンも反応します